さて一押しのZ空調ですが、そもそもZ空調とは何か?という人のために簡単に解説をしていきます。
桧家住宅で開発された「高気密・高断熱・24時間換気システム・全館冷暖房システム」の総称をZ空調と言います。
全館空調、絶好調と掛け合わされてこのネーミングですね
ヒノキヤグループの特許商品ですが、実は3社のコラボレーション商品です。
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概要
画像引用:桧家住宅
・ビルトインエアコンにて複数の吹き出し口から快適な風を送り、家全体の温度を一定に保つ
・全熱交換型第1種換気システム「ココチE」にて、外気との空気交換の際に熱交換率を約80%まで高めるため、外気からの気温の変化が最小
ヒノキヤグループ_「Wバリア工法」
まずはヒノキヤグループです。
グループ傘下の日本アクアの断熱材「アクアフォーム」にて家中丸ごと断熱します。
また「 アクエアーシルバー」も同時に設置されることで、更に遮熱・断熱効果を引き上げます。
断熱材と遮熱材の二重対策で、気密性と断熱性を上げているのが特徴です。
画像引用:桧家住宅
「Wバリア工法」とはアクアフォーム+遮熱シート+遮熱スペーサーのことを指します。
A_現場発泡断熱材
「アクアフォーム LITE(屋根・壁)」
「アクアフォーム NEO+TP(基礎)」
夏場、暑くなりがちな小屋裏や冬場の床下からの底冷えを防ぎます。
B_遮熱タイプ通気スペーサー
「アクエアーシルバー」
太陽の赤外線を屋根で防ぐことで冷房の効率化をアップさせます。
C_透湿・防水・遮熱シート
「アクアシルバーウォールライト」
赤外線をカット。壁中の湿気を逃すことで結露を防止することができます。
D_「断熱樹脂サッシ」
「遮熱Low-Eペアガラス」
赤外線・紫外線を大幅にカット。外気の温度差から生じる結露も防止できます。
アクアフォームと言うのはいわゆる発砲断熱材で、吹き付けることによってあらゆる形状にぴったりと密着します。
自己吸着力があるので、柱や梁に密着することで気密性を上げ、効率的な冷暖房を実現しています。
これは我が家のアクアフォームです。
とても軽い素材でできていて、みっちりと断熱できていることが見て取れます。
断熱は基礎断熱と床下断熱の2通りありますが、桧家住宅では基礎断熱で施工されます。
「床下断熱」・・・1階の床下に断熱材を敷き詰める
基礎断熱の方が気密性が高く、暖かい家づくりができると言われていますね。
基礎断熱のデメリットとしては、基礎に断熱材を使用することでシロアリが入ってくる可能性が高いことが懸念されます。
しかし桧家住宅の場合には、アクアフォームを使用しており、アクアフォームには防蟻加工がしてあるので、シロアリのリスクも限りなく低いのです。
契約前に営業さんに聞きましたが、アクアフォームを食べるとシロアリの方がやられるそうです。
どちらにもメリット、デメリットは当然あるのですが、全館空調を採用しているメーカーは基本的に基礎断熱であり、全館空調と相性の良い断熱方法です。
シロアリ対策さえしっかりしていれば絶対に基礎断熱がおすすめです。
ダイキン_「空調システム」
空調システムはダイキンです。
ダイキンはエアコンにおいて世界一のシェアを誇っている空調メーカーです。
多くの施設で使われていますし、職場のエアコンがダイキン製という方も多いのではないでしょうか。
このエアコンが1階と2階にそれぞれ設置され、ダクトを通じて各フロアの部屋に暖気と冷気が送り込まれます。
Z空調は、ダイキンのアメニティビルトイン形が採用されています。
我が家はその中で「S50ZLV」という機種が設置されています。
画像引用:DAIKIN
営業さん曰く、「通常よりもずっと高性能のエアコン」だということです。
全館空調というと非常に大きなシステムをイメージする人もいるかもしれませんが、Z空調についてはそのようなことはありません。
全館空調システムの置き場として半畳~1畳のスペースを確保しなければならないという問題もありますが、Z空調の本体は天井で隠れてしまいますので、無理にスペースを確保する必要がありません。
また通常のエアコンと近いものとなっておりますので、異常な稼働音がするという心配も必要ありません。
協立エアテック_「ココチE」
画像引用:桧家住宅
換気システムは協立エアテックです。全熱交換機の「HE1EV1」です。
桧家住宅の換気システムは「第一種換気」です。
「第一種換気」
・吸気・・・機械
・排気・・・機械
空気を確実に循環できる方法であるが、イニシャルコスト、ランニングコストともにかかる。
「第二種換気」
・吸気・・・機械
・排気・・・自然
住宅ではなくクリーンルームや無菌室等で利用される。
「第三種換気」
・吸気・・・自然
・排気・・・機械
イニシャルコスト、ランニングコストともに低いが、気密性が低いと意図しない隙間から外気が入り込んでくる。最も一般的に利用される。
第一種換気を採用していることで、24時間快適な温度と湿度の空気を、家中に循環させることが可能になっています。
また熱交換率が約80%です。室内と室外の空気を交換する際に、温度変化を最小に抑えて空気の循環をしているため、快適な室内環境が保たれます。
更に空気の入れ替えですが、高性能フィルターによって、ホコリや花粉、虫の侵入等を防いでいるため、クリーンな空気の入れ替えが実現しています。
Z空調自体が家中にエアコンの風を送り込んでいますが、この24時間換気システムによって、中と外の空気を循環させ、常に清潔な状態を保つことが可能になっています。
第一種換気は全館空調に必須のシステムとも言えますね。
アレルギー等の防止にもなりますので、下手な話、窓を開けて換気するよりも空気が綺麗だということですね。
まとめ
また協立エアテックの24時間換気システムにより、室内と室外の空気が循環され、さらに高性能フィルターを通じて入ってくるため、クリーンな空気が保たれる仕組み。
ものすごく簡単に説明しましたがなんとなく理解頂けたでしょうか。
コストパフォーマンスに優れているのもZ空調の特徴です!
気になった人はぜひ展示場で体感されることおすすめします!
みなさまも全館空調をぜひ検討してください!