今日は我が家の畳スペースについてご紹介します。
家を建てる時に、「和室があった方が良いのか?」「畳スペースってどんな感じのものなんだろう」と検討している人は参考にしてみてください。
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目次
畳スペースについて
まずは畳スペースですが、リビングなどの洋室の一部分に畳を設けたスペースのことです。
和室との違い
和室は壁などで空間が区切られて一つの部屋になっていることを言いますが、畳スペースは洋室の一部分を畳にした空間のことを言います。
簡単に言えば、
洋室の一部の畳のある空間=畳スペース
と言ったところでしょうか。
小上がりのある畳スペース
小上がりの畳スペースとは膝下くらいの段差がある畳スペースです。
ホテルや旅館の和洋室などで見かける形をイメージすると良いかもしれません。
段差部分を収納に使えたり、小上がりに腰掛けたりして使えば有効活用できますね。
畳スペースを導入した目的
我が家が畳スペースを導入した目的は主に3点です。
・個人的にすぐに横になれるスペースが欲しかった
・洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりする場所として使用する予定だった
・間取りを考えた際にちょうどぽっかりと空いてしまったので畳スペースで穴埋めした
すぐに横になれるスペースとして
まずは何と言ってもこれに尽きます。
我が家は和室がありませんので、畳スペースを除いてすべてがフローリングの家です。
子どもたちに広く遊んでほしいのでソファも置く予定がありませんでした。
そのため、横になるには寝室のベッドまで行くしかないのですが、やっぱりLDKですぐに横になりたいがために畳スペースを検討するようにしました。
洗濯物やアイロンなどの家事スペースとして
もう一点は洗濯物を畳んだり、アイロンかけをするスペースを確保することです。
我が家では洗濯室も家事室も設けておりません。そのためどこで洗濯物を片付けるかというとLDKしかないのです。
しかしフローリングに直接洗濯物を置いて畳むのも気が引けますし、ダイニングテーブルで畳むのも少し手狭です。
アイロンにしてもどこでやるか悩んだのですが、やっぱり畳スペースがあれば便利じゃないかという考えに至りました。
間取りの穴埋めとして
最後の決め手としては、やはり空いたスペースをどう活用するかということでした。
LDK、水回り、階段、収納と考えていったのですが、最後に3畳ほどスペースが余ってしまいました。
この部分をウォークインクローゼットのような収納にするか、畳スペースにするかで悩みました。
最終的には水回りにもLDKにも階段下にも収納場所を設けているので、これ以上は必要ないだろうということで、畳スペースに落ち着きました。
結果的にはこの部分を畳スペースにしたことは大成功でした。
実際の使用感
結果として3畳の畳スペースを設けたのですが、これが大成功でした。
余った部分のスペースとして考えていたのが、予想以上に満足いく仕上がりになったのは主に以下の2点でした。
我が家の畳スペースはこんな感じです。
LDK併設で壁がないので部屋が広く見える
LDKは20畳ですが、併設している畳スペースのおかげで部屋が広く見えます。
というのも本来ならば壁であった部分に壁がなく、奥行きがあるので開放感があります。
畳スペースを収納にしていたら壁が差し迫ってくるので今のような開放感が無かったと思います。
窓からの壁までの距離は5メートル強ありますが、畳スペースがない場合には役3.5メートルでした。
このおよそ1メートル半の差は体感ではかなりの違いがあります。
子どもたちの遊ぶ場所として活用
もう一つは子どもたちの遊ぶスペースとして活躍していることです。
積み木をやったりする時などは特に活躍していますし、大人も床の傷を気にしなくて済むので、その点も安心です。
あとは家の中でウォーカーをやったり、走り回ったりしてるのですが、この畳スペースがあるおかげで思いっきり遊べているようにに見えますね。
デメリットは?
さてここまで好評してきた畳スペースですが、そのデメリットというとあまり思い浮かびません。
ブログを書いている以上はデメリットも書いた方が良いのですが、本当に不便を感じていることがないです。
ただ言えることは、我が家の場合には空いたスペースに畳スペースが収まったということですので、間取りに余裕が無ければこのスペースは存在していなかったと言えます。
間取りを検討中も収納>畳スペースという優先順位でしたので、本当にラッキーという感じです。
なのでちょっとした贅沢と思っており、ある程度の建坪がないとこのようなスペースの検討も難しいのかなというのが唯一上げられる難点ですね。
もちろん畳や和室が好きで絶対に取り入れたいという方たちには優先順位が高く、私もおすすめできますが、そうでない方たちにとっては「どうしても必要な空間か?」と考えると後回しになると思います。
事実最近の間取り例を見ていると和室や畳スペースがない方が圧倒的に多く、桧家住宅の営業さんも採用率がそこまで高くないと言っていましたからね。
その分、納戸などにして収納にしてしまうパターンも多いと聞きました。
まとめ
さて、思わぬことで設置された我が家の畳スペースですが、予想外に使い心地の良いものでした。
メインの用途はアイロンや洗濯物を畳むスペース、横になれる空間でしたが、子どもたちの遊ぶ空間としても活躍していることから、小さなお子さんがいる方たちは余裕があれば検討してみても良いかもしれません。
我が家は将来的には子どもたちがLDKで勉強できる空間としても、用途を変更していきたいと思っています。(自分の部屋にこもることになってしまうかもしれませんが)
独立した和室はいらないけど、ちょっとしたくつろげる空間が欲しいという人はぜひ検討してみてください。