ここ最近電気料金がものすごい勢いで上がっていますね。
Z空調は全館空調の中でも、導入コストが安く、またランニングコストも安いというメリットがあります。
そうは言っても冬になるとそれなりの電気代になってしまいます。(Z空調だけの影響ではないですが。)
昨年ですが電気代を気にするあまり、冬に一回だけ夜間のZ空調を止めて後悔した思い出があります。
全館空調の参考にもなると思いますので、24時間稼働し続けることの必要性を謳います。
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Z空調は24時間稼働するのが原則
Z空調に限らず、全館空調は24時稼働させ続けることが原則となります。
今の住宅は断熱性が高く、家の中で熱が回りやすくなっております。
全館空調は家の中の空気を循環させて、家全体を温めたり冷やしたりする冷暖房システムです。
部屋ごとに設置するエアコンと比べて、廊下や洗面所なども含めて、隅々まで一定の温度を保ち、家全体を空調する仕組みです。
ルームエアコンとの違いは急な温度変更がしづらいという点です。
そもそも全館空調とルームエアコンは冷暖房機としての考え方が違います。
寒い部屋を暖める、熱い部屋を冷やすというのがルームエアコンの考え方ですが、全館空調は家中を快適な温度に保つという考え方です。
全館空調・・・家中を快適な温度に保つ
一度全館空調を切ってしまうと、もう一度快適な温度に戻すために、それなりの時間と電力を使うこととなってしまいます。
そのため全館空調は、シーズン中には基本的につけっぱなしにしておくことが重要なのです。
当然Z空調も同じ考え方です。
夜間にZ空調を消して朝方冷え込んだ経験
頭では24時間稼働が良いとわかっていても、日々の消費電力を見ていると、もう少し安くならないかと考えるものです。
そのため、私は一度就寝時にZ空調を消して、起床の1時間前にタイマーをセットしたことがありました。
止めたのは1FのZ空調のみです。寝室のある2FのZ空調は止めずに稼働し続けました。
朝起きて、1Fに降りてきた時の感想としては「とにかく寒い!!」ということでした
部屋の広さにもよりますが、通常のルームエアコンであれば1時間もすれば部屋が暖かくなると思いますが、この時はほとんど暖まっていませんでした。
そしていつもと比べて建物自体が冷たくなっているように感じました。
床暖房を入れているわけではないので、そもそも床もそこまで暖かくないと感じていましたが、この日の朝ほど冷たく感じたことはなかったです。
Z空調のおかげで壁や床がある程度暖められて、快適な生活を送れていると気づくことができました。
24時間稼働が原則だが、それでも電力が気になる方は
冬の電気代が気になってしまい、夜間のZ空調を停止してしまったわけですが、やはりZ空調は24時間つけっぱなしというのが一番良いようです。
止めてしまうと、もう一度快適な室温に戻すまでに時間も電力もかかってしまいます。
ただZ空調や全館空調の電気代が気になるという方や、人がいない時も消さないのはもったいないという方には、日中に設定温度を下げる利用方法をおすすめします。
日中は日射が室内に入り込んでくるので、室温が勝手に上昇しますので、Z空調の設定温度を低くしておいても問題ありません。
我が家の日中の設定温度は16度です。
Z空調を止めてしまっても、太陽が出ていれば勝手に24度や25度まで室温が上がるので、Z空調がいらないくらいです。
それだけ室温があがるなら、その間は消してしまっても良いのではないか?という疑問があるかと思いますが、やはりこれはおすすめできません。
私も日中はZ空調を停止して、夕方からまたつけ始めるという運用をしていた時期もありましたが、あまり良くなかったです。
というのも、やはり一旦Z空調の電源を切っていますので、立ち上がり時の電力消費が大きいのです。
それよりも低い温度でも良いのでZ空調をつけっぱなしにしておく方が、再度暖める時にエコであることに気が付きました。
Z空調を最大限に生かす家づくりと生活をしよう
全館空調ということでルームエアコンに比べると多少電力の消費が大きいZ空調ですが、使い方を見直すとそれなりに電力をコントロールできることがわかりました。
全館空調なんてもったいないんじゃないの?という意見もよくわかりますが、デメリットを補ってメリットも大きいです。
・各部屋のドアを開放しても気にならず、間取りの自由度も高い
・ルームエアコンを設置しないので、部屋がすっきり見える
・第一種換気とセットがほとんどなので、空気が綺麗で窓を開ける必要がない
私が採用した桧家住宅のZ空調は、全館空調の中でも導入コスト、ランニングコストが低くおすすめです。
その他にも全館空調を取り扱っているハウスメーカーはいくつもありますので、まずは資料を請求して比較検討するのがおすすめです。
これからも桧家住宅やZ空調に関連した記事を書いていきたいと思います。
私の経験が全館空調を検討している方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。