我が家はリビング階段を設置しました。
そこまで深く考えたわけではないのですが、思っていたよりも後悔ポイントが高いのでまとめてみました。
「リビング階段ってどうなの?」って考えている方たちの参考になればと思います。
今の生活環境、家族構成に沿って考えてみてください。
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目次
リビング階段は今の流行りである
最近の間取り集などを見て思うことはリビング階段というのは流行にあるということです。
私の実家は昔ながらの廊下から階段を上がって2階に行くというタイプに家でした。
思い返すと友達の家に遊びに行った時もリビングに階段がある家はなかったので、ここ何年かのトレンドになっているのですね。
桧家住宅の間取り集を見てもほとんどがリビング階段でありました。
またスキップフロアと呼ばれる1階と2階に中間階を設ける間取りも結構な数がありました。
とにかくリビングの一画に導入して、利用面積を増やしたり空間をおしゃれに見せたりすることが今の主流なんだという感じです。
なぜリビング階段を導入したか?
一番に考えたのは子どもが大きくなった時に、2階の子ども部屋に行くまでにLDKを通過しなければならないので、必ず顔を合わせることになるという点です。
私も小さな時はそうでしたが、家族と顔を合わせずとも自分の部屋まで行くことができたので、知らぬ間に部屋に戻っていたりするとびっくりされたのを覚えています。
自分が親になった時にそれを封じてしまうというのも、思春期の子どもからしたら少し理不尽かもしれませんが笑い
けれども親になった今思うのは、子どもが知らぬ間に家を出入りしていたら不安だということと、友達を勝手に家に招きいれていたら考え物ということです。
これは家づくりをしている時にちょうど2歳になる子どもがいた影響も大きいと思います。
メリットとしては正直このくらいにしか思い浮かばないです。
あとは我が家ではしませんでしたが、スケルトン階段等を上手に設置できればおしゃれな空間になると思います。
残念ながら桧家住宅では標準でそのような仕様はありませんでしたが。
実際に導入して感じるの強い後悔
さて実際にリビング階段のある家に住んでみての感想は、後悔ばかりが頭に浮かぶということです。
特に2つの大きな悩みがあります
音が2階によく響く
まず一つ目はこれです。とにかく1階の音が2階に良く響きます。
逆もまたしかりで2階の音が1階にも響きますが、気になるのは1階→2階の音です。
というのもまずはLDK直結なので、キッチンでの作業音が良く聞こえます。
調理をしている時はまだ良いのですが、夜に食洗機を回している音が寝ている時に聞こえてくるのは結構気になるものです。
以外とテレビの音とかはそこまでは聞こえないのですが、食洗機や乾太くんを動かしている音はよく聞こえます。
機械のモーター音とかが響きやすいのでしょうね。
食洗機や洗濯乾燥機などは夜間に動かす家庭も多いと思いますので、気になる人はハウスメーカーのよく相談しておくと良いと思います。
2階の冷気が下りてくる
これもよくある話だと思いますが、冷気は下に溜まりますので階段を経由して2階の冷気が下りてきます。
全館空調であればその心配はないのでは?と考えている方がいれば少し違います。
Z空調を使用して、1階と2階の設定温度を同じにしていても階段から伝ってくる冷気は非常に寒いです。
温度計上では1度や2度しか変わらないのですが、体感としてはかなり冷たい冷気にさらされている感じがします。
階段の近くに畳コーナーがあります。
畳なので直にそのまま座ったりするのですが、冬はかなり寒いので長時間はいられないほどです。
かなりの盲点でした。
メリットを享受できるのはこれから?
さてこれまではデメリットを記載してきました。
というのも元々の採用目的が「毎日子どもたちと顔を合わす」、「LDKを通過して2階に行く」という点なので、子どもたちが自分の部屋で過ごすようになるまでは、あまり実感できないのかなということがあるためです。
今は大人の主寝室で一緒に寝て、起きている時間はLDKにずっといるので、もう少し自立したタイミングでないとわからないですね。
その時になってリビング階段にして良かったと思えるようになれば良いです。
家づくりは将来も見据えて間取り等を考えるので、この辺は難しいと思った次第です。
結論
いかがでしょうか。
この記事ではデメリットばかりをお伝えする内容となってしまいましたが、事前にあらゆるパターンを想定しておけばリビング階段がふさわしいかどうかの判断ができると思います。
個人的にはリビング階段であれば、ドアも併せて設置するのがベストだと思います。
私のようにLDKを通過して子どもが2階に行ってほしい、けれども音や冷気は遮りたいという人にとっては良い選択肢のはずです。
音がしない昼間や、寒くない季節は開放しっぱなしで良いわけですので。
あまりにも気になっているので、いつになるかわかりませんが工事をしてドアを増設することも検討しています。
ただDIY的にもカーテンやロールスクリーン等でも一部緩和できるようなので、まずはそっちの方も試してみたいとは思っています。