前回の記事では桧家住宅での打ち合わせを解説しました。
桧家住宅での打ち合わせについて解説します【スマート・ワンカスタム】 – かいと録 (kaitoloku.com)
その中で「失敗したな」と思ったことや、「上手くできた!」と思ったことがありますのでその経験を記事にします。
桧家住宅でしか通用しないこともありますが、注文住宅を検討している人の参考にもなると思います。
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目次
(成功)色打ち合わせは事前準備と当日の直観が大事
色打ち合わせは1日がかりでとても大変です。
1回の打ち合わせで完了することは難しいですが、色打ち合わせはポイントを抑えられれば1回の打ち合わせで済ませられます。
それが事前準備と当日の直観です。
まず色打ち合わせで決めることですが、
1、お風呂の仕様(メーカー選定、湯釜の種類、壁の色)
2、トイレの仕様(メーカー選定、便器の色、収納等)
3、キッチンの仕様(メーカー選定、カップボード等)
4、洗面台(メーカー選定、収納、タオルリング等)
4、外壁の仕様(サイディングの種類、色)
5、玄関ポーチのタイル(色)
6、屋根の仕様(材質、色)
7、全部屋と廊下のクロスの選定
などなど本当にたくさんあります!
上記は基本的なこととしてこれらすべてにオプションもありますので、さらに時間がかかることが予想できますね。
さてこの中でも特に大変なのが、外壁と屋根とクロスです。
その他についてはあらかじめ設備の一覧表をくれると思いますので、事前にある程度絞っておけば良いと思います。
これが一つ目のポイントで【設備などは事前に候補を決めておく】という点です。
外壁と屋根とクロスはパソコンでシミュレーションでしてくれるのですが、これが時間がかかります。
私たちが即決できなかったのもあるのですが、イメージに合いそうなサイディングを選んでも、実際にシミュレーションしてみたら想像と違うことが良くあります。
なので、「こっちの色も試してください」、「さっきの色でこっちのサイディングにしてください」とか何通りものパターンを試してしまうので時間がかかるのです!
二つ目のポイントがここで、【色で悩んだら直感で決める】という点です。
色打ち合わせを何回も重ねると「これだ!」と決めた色への決意が揺らいでしまいます。
私なんかはその日の気分によって決めてしまうので、2回目の打ち合わせでは「こんな色を選んだっけな?」というところがありました。
ただここで思ったところは、色は考えれば考えるほど沼にはまってしまうので、ある程度直感で決めてしまった方がすっきりするということです!
(成功?)営業とカラーコーディネーターで可否が異なる
打ち合わせを重ねていくと、ハウスメーカーの中でも担当者によって言うことが違うなと疑問を感じはじめるかもしれません。
営業の人はOKと言ったけど、カラーコーディネーターはNGと言った。
カラーコーディネーターはOKと言ったけど、営業はNGと言った。
担当営業はNGと言ったけど、支店長はOKしてくれたなど、人によって言ってることが違ったりが割とあります。
私が経験したのでは、バルコニーと色と種類です。
バルコニーのタイプがA、B、Cとあり、希望の形はCでしたが、Cでは白色が選べないとのことで、Aを選択しました。
ただ打ち合わせが終わってから資料をよく見るとCタイプでも白色が展開されていたので、後日担当営業に確認してもらうようにお願いしました。
すると「Cタイプでも白色は選べます」という回答でしたので、Cタイプの白色を選択する旨をカラーコーディネーターに伝えて貰いました。
私の場合には打ち合わせの段階で気がついたので良かったのですが、もし気がつかなければ納得できないまま着工となっていました。
みなさんも少しでも気になるところがあれば、営業やカラーコーディネーター問わずにメーカーの人にどんどん質問することをおすすめします。
(成功)希望の間取り図を作って事前に渡しておく
桧家住宅での打ち合わせは営業が間取りソフトを使って、要望をすぐに反映していってくれることを前回お伝えしました。
間取りに関しては打ち合わせが終わった後にもう一度じっくり眺めて、次回の打ち合わせげ要望を伝えたりすることが多いと思います。
そうすると次回の打ち合わせではまずこちらの変更点を間取りに反映させるところからスタートとなります。
するとその時間がもったいなくなるのです。
大体1回の打ち合わせは2時間程度ですので、少しでも有意義に時間を使いたいですよね。
私たちの場合には事前に打ち合わせまでの変更点を伝え、こうしたいですという間取りの形とセットでLINEで伝えていました。
間取りソフトの中には無料のものもあるので、そこで事前に作成して渡すのもありですが、私はもっと簡単にエクセルでおおよその間取りを作成して、その画像を渡していました。
このようにしておくと、次回の打ち合わせまでに綺麗な形で向こうが整えてくれますので、打ち合わせもスムーズに進められるのです。
正直理想とする間取りがあっても、それが頭の中で思い描いているだけでは実際の形にはなりません。
また実際の部屋の広さのバランスなども一度書き起こしてみないと実感できないと思いませんので、手書きでもエクセルでもソフトでも良いので何か形にしてから考えることをおすすめします。
(失敗)桧家住宅での規格問題(すき間収納と階段)
さてここまで何度も桧家住宅は規格住宅だと言うことを書いてきましたが、規格がある程度決まっているために間取りの制限が出てしまいました。
特に私が残念だと思ったことが【折り返し階段の踊り場を平坦にできない】ことと、【階段の蹴込板の撤去ができない】ことと、【収納の奥行きが910mmと455mmしかない】ことです。
・折り返し階段の踊り場を平坦にできないこと
我が家の階段は図面上では1坪の大きさで、折り返し部分はそれぞれ2段ずつで設計されています。
本当はこの折り返しの部分を両方とも平坦にしてなるべく安全にしたかったのですが、桧家住宅ではそれができませんでした。
選択肢は「それぞれ2段ずつ」にするか、「片方を平坦にして、もう片方を3段」にするの2択でした。
私たちは安全面と折り返し易さから踊り場を両方平坦にしたかったんですが、桧家住宅の規格にないということで実現できませんでした。
・階段の蹴込板の撤去ができないこと
これは階段の1段目の蹴込板だけ撤去して、そこにルンバを収納できるようにしたかったためです。
見た目的にもすっきりとするのですが、これも桧家住宅の規格で実現しませんでした。
営業からは「大工さんに直接頼めば施工してもらえるかもしれない」とのことでしたが、ルンバの基地にしようとした場合にはコンセントも必須だったので、結局工事せずに終わってしまいました。
・収納の奥行きが910mmと455mmしかないこと
桧家住宅のクローゼットや物入は奥行きが910mmが455mmしか選べません。
これは非常に厄介な問題です。910mmだと奥行きが深すぎて455mmだと浅すぎて使いづらいです。
皆さんも今の収納も奥行きを測ってみてほしいです。ちなみに910mmだと通常の家だと廊下の幅や畳1枚の幅と同等です。
700mmあたりが一番使いやすいと思うのですが、これがまたダメでした。
この点については営業自身も不満なようで、本社へ規格を増やすことを提案しているようですが、未だ実現せずだそうです。
以上のように、桧家住宅では各種の規格の壁が存在しますので、気になる人は一度契約前に確認しておくことをおすすめします。
(失敗)メーカーの言うことを鵜呑みしない
最後ですが、打ち合わせを進めているとハウスメーカー側の言うように進めてしまうことが何度かあるかと思います。
なんせ決めることが山ほどあって、途中で妥結して決めてしまうこともあるでしょうか、相手はプロなので言っている通りにすれば問題ないだろうと、安易に決めてしまいがちです。
これでは中々満足のいく家は完成しないでしょうし、住みはじめてから「もっとこうすれば良かった」と後悔も少なく済みます。
私の後悔ポイントと言えば、「屋根材を瓦ではなくガルバリウムを選択したこと」、「玄関照明の高さ位置」「インターホンの設置位置」等々いくつか思い上がります。
これらは打ち合わせ中に決めきれずに、「標準にしておいてください」と言って安易に決めてしまったものたちです。
確かに打ち合わせが進むにつれて判断も鈍ってきてしまいますが、もう少しネット上で口コミを探したりした、本当に後悔のない選択をしておけばと悔やまれます。
後悔ポイントについてもいずれ記事にしますが、皆さんは本当に最後の最後まで悩んで後悔しない選択をしてほしいです。
以上が打ち合わせを通じて「失敗したな」と思ったことや、「上手くできた!」と感じた点です。
注文住宅を手に入れるのは長丁場ですが、着工したらもう後戻りはできません。
打ち合わせでほぼ形が決まってしまいますので、後悔しないように一つ一つ納得してから進めるようにしましょう。
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